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ジャンケットバンク

『ジャンケットバンク』は、田中一行氏によるギャンブル漫画。
2020年7月30日より、『週刊ヤングジャンプ』で連載されています。
物語は、日本有数の銀行であるカラス銀行の地下で行われる秘密の賭場を舞台に、ギャンブラーたちの命を賭けた戦いと、それを取り巻く銀行員たちの人間模様を描いています。
あらすじ
主人公の御手洗暉(みたらい あきら)は、カラス銀行に勤める入行2年目の青年行員。
彼は卓越した計算能力を持ちながらも、平凡な日常に退屈していた。
ある日、特別業務部審査課、通称「特四(トクヨン)」への異動を命じられ、銀行が地下で巨大な賭場を運営していることを知る。
そこで出会った謎の天才ギャンブラー・真経津晨(まふつ しん)に魅了された御手洗は、彼の担当行員として、命を賭けたギャンブルの世界に足を踏み入れることになる。
主な登場人物
- 真経津 晨(まふつ しん): 本作の主人公で、謎のギャンブラー。22歳。飄々とした性格で、相手の裏をかくことを得意とし、ギャンブルを純粋に楽しむために命を賭けることも厭わない。多趣味で、トルコアイス作りや陶芸などを嗜む。
- 御手洗 暉(みたらい あきら): カラス銀行の行員で、24歳。卓越した計算能力を持ち、真経津のギャンブルに魅了され、彼の担当行員となる。当初は常識的な性格だったが、次第にギャンブルの世界に深く関わっていく。
- 獅子神 敬一(ししがみ けいいち): 4リンクのギャンブラーで、投資家。26歳。傲慢な性格で、自分を王に見立て、敗者を奴隷として扱う。真経津との対戦を経て、彼に友人扱いされるようになる。
- 村雨 礼二(むらさめ れいじ): 4リンクのギャンブラーで、医者。29歳。人体から発せられる情報から相手の心理を読み解く能力を持ち、手術を趣味とする異常者。真経津との対戦後、彼に友人扱いされる。
作品の魅力
『ジャンケットバンク』の魅力は、独自のギャンブル設定と緻密な心理戦にあります。
銀行が運営する賭場という斬新な舞台設定や、ギャンブラー同士の高度な駆け引きが読者を引き込みます。
また、登場人物たちの個性的なキャラクターや、ギャンブル中の鋭い心理描写、そして敗者が見せる独特の表情描写(通称「ピカソ顔」)も作品の特徴です。
アニメ化する?
2023年3月に発表された第6回「アニメ化してほしいマンガランキング」で8位を獲得するなど、アニメ化を望む声が多い作品。
しかし、「アニメ化以外は全部やる漫画」という名称もついてしまうほど、アニメ化の匂わせすら無いのが現状です。
『アニメ化してもおかしく無い人気だけど、何故か未だに発表されていない作品』といったところでしょうか。
単行本の発売日
巻数 | 発売日 |
---|---|
第1巻 | 2020年11月19日 |
第2巻 | 2021年2月19日 |
第3巻 | 2021年5月19日 |
第4巻 | 2021年8月18日 |
第5巻 | 2021年11月19日 |
第6巻 | 2022年2月18日 |
第7巻 | 2022年5月18日 |
第8巻 | 2022年8月19日 |
第9巻 | 2022年11月17日 |
第10巻 | 2023年2月17日 |
第11巻 | 2023年5月18日 |
第12巻 | 2023年8月18日 |
第13巻 | 2023年11月17日 |
第14巻 | 2024年3月18日 |
第15巻 | 2024年6月19日 |
第16巻 | 2024年9月19日 |
第17巻 | 2024年12月18日 |
発行部数はいくつ?
2024年10月時点で累計発行部数が120万部を突破しています。
「ゴールデンカムイ」や「キングダム」などの連載陣と比較すると少なく感じますが、メディア化されてない作品で100万部超えは凄い数字です。
まとめ
「謎解きゲーム」「POP UP STORE」「ナンジャタウン」など、様々なコラボが行われているほど人気の作品ですが、アニメ化だけは実現していません。
また、ゲームの内容が複雑なため、『アニメで表現するのは』との声もSNS上でいくつか見受けられました。
個人的には先に実写化があってもおかしくないのかなと考えています。
いつかはアニメ化するだろうけど「時期が予測できない」というのが率直な感想ですね(;^ω^)
ジャンケットバンクはどこで読める?
『少年ジャンプ+』にて無料で読むことができます
ジャンケットバンクのグッズは?
グッズの数は多くありませんが、コレイズにて一部商品が取り寄せ可能です